のちにペットロスカウンセラーになる私のペットロス体験談【1】
トリマーからペットロスカウンセラーに転身した私。
その始まりは愛犬・夏子とのお別れでした。
2019年2月。
今まで「おばあちゃんとは思えないね」なんて
家族で話すくらい元気だった夏子が
急に体調を崩しました。
もともと下痢をしやすく食も細くて太りにくい体質。
「きっとまたすぐ元に戻るだろう」と
動物病院に連れていきながらも
軽く考えていました。
でも、下痢が治っても食事を摂ろうとせず、
いつもは私が家に帰ってくると玄関まで来てくれるのが
ずっと寝たままになりました。
もう一度動物病院に連れていきましいたが
特に異常はなく、
獣医さんが「もう13歳だから…ね」と
意味深に呟きました。
「寿命が近い」という意味だったのは分かりましたが
その時の私には
「そんなの、夏子には関係ない!!」と
思ってしまっていたんです。
でも、その後も夏子の症状は良くなりませんでした。
自力で排泄をして水を飲めていたことだけが唯一の救いで
「あぁ、なっちゃんは生きようとしてる。頑張ってるんだ」と
私も諦めずに思うことができました。
それから数日して、
夜中に私がふと目を覚ますと
夏子が弱々しく私を見つめていました。
「トイレかな?」と思い
トイレまで夏子を連れていくと
よろけながらも排泄をし、
その流れでお水を少し飲みました。
ここまではいつもと一緒だったのに……
寝室に戻ろうと夏子を抱き抱えると
私の胸にくたっと、もたれかかって来ました。
「嫌な予感がする……」
寝室に戻っても私は夏子を離すことができませんでした。
私はもうお別れが来たことを悟って
たくさんたくさん夏子に話しかけました。
「なっちゃん、大好きだよ」
「また絶対に家族になろうね、待ってるから」
「本当にありがとう…」
夏子はそのまま私の腕の中で旅立ちました。
本当に眠るように静かに、
きっと苦しまずに逝くことができたと思います。
この後、
私はペットロスに陥るわけですが
長くなってしまったので
また次回書いてみようと思います。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございました☺️
コメント
ゆみみんさんにもたれかかりながら亡くなられたんですね。
きっと、そこが1番安心できる場所だったんでしょうね。
うちの子も最後は1番大好きな自宅のソファで亡くなりました😭
@honey さん
安心できる場所だったなら嬉しいです☺️