姪っ子のゆなっちと 幸せ太りなミオちゃん
いつも外を眺めていたミオ。
去勢済みにも関わらず、
夜になると朝まで鳴き続けていた。
ミオ(魅汚)は男だった、
狭い世界に、不満を抱いていた。
そっと玄関の扉を開ける。
「いってきな」
外に出すと怒る 父親と。
朝になると、泣いて帰ってくるミオ。
ボスに、やられて傷を負ったミオ。
空を泳ぐ、蝶々を追いかけたミオ。
太陽の真下で、おもいっきり伸びをしたミオ。
なんだかんだ
みんなの仲介者だった、母ちゃん。
ミオの暮らしと、自分の暮らしは
あんまり変わらない。
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