昨日、愛する家族が旅立ちました。

昨日、愛する家族が旅立ちました。

昨日、愛する家族が旅立ちました。

昨日、飼い猫の「るり」が亡くなりました。彼女との思い出や、亡くなった日のこと、今の正直な気持ちや振り返りなどを書かせていただきます。

14年前、大雨の駐車場の真ん中で、ひとりぼっちで泣いていたらしい彼女。そんな怪我した保護猫(生後数ヶ月)の引き取り手を探していた知人に出会いました。まずは一度会ってから、ということでその人の家に上がると、小さい黒猫が大人しそうにしていて、一目惚れ。

すぐにお迎えすることを決意して、我が家に来てもらいました。その方から飼育道具や飼い方の説明を受けて、猫と暮らすのが初めてな自分はドタバタ振り回されながら、お迎え。
るり、と名付けたその子猫は、初日はずっと部屋の隅で縮こまっていて、黒いお目々を見開いていた。緊張しているんだな、ごめんね知らないところで……と思いながら夜寝ると、夜中にドタバタと音が。るりが一人で、反復横跳びをして、遊んでいるではありませんか。若いエネルギーにあふれて、ようやく僕が寝たことに安心したのかな。

その次の日からだんだん家に慣れていって、すっかり我が家は彼女が主として君臨して、僕は下僕のようにお世話をする日々でした。そうして生後(推定)11ヶ月目に不妊手術。一泊二日で怖い思いをさせちゃってごめんね。

その後は、ずっとずっといっしょでした。僕は仕事以外は家にいるインドア派なので、いつの間にか親しい友人、伴侶として過ごしてました。

オモチャで好きなのが、カシャカシャぶんぶんという、音が鳴って虫的なオモチャを捕まえる棒とヒモ。
猫じゃらしは顎の力が強くて噛み切るくらいだった。あとなぜか、キラキラする銀のリボンをシャリシャリ噛むのが気持ちいいらしくて、亡くなる前日まで続いていた、一番の彼女の趣味です。

iPadやテレビに、猫が飽きない映像(小さい物が動く)を映すと、前足で捕まえてようとするのも好きなんだけど、すぐに飽きちゃっていたなあ。

一度、友達と夜中までゲームを遊んで、朝方の5時ごろに帰宅したらめちゃくちゃ怒ってて、淋しくさせちゃってごめんね。それ以来、旅行しても日帰りです。

コロナ禍で在宅が増えて、その後すぐフリーランスになってからは、ずっとほぼ同じ空間で過ごしてきました。10歳を超えることには大人しくなってきて、抱っこしても嫌がることは少なくなった。
飼い主がパソコンを切る、テレビを付ける、ヨガマットでストレッチする、その3つがあると、近くによってきて、膝に乗ろうとするのが可愛かった。
あとお尻をこっちに向けて、お尻ポンポンをせがむ姿が今でも思い浮かびます。ポンポンしてあげると、興奮して、段ボールでガリガリ爪とぎして、また戻って来る。僕の手を舐めてくれる。
無償の愛をくれました。るり、本当にありがとう。たまに噛み癖で攻撃してくるけど笑、それも愛嬌だったよ。

こんなときがずっと続けばいいと思っていました。

人間の食べ物はやらず、カリカリとちゅーるで栄養管理していれば、20歳くらい生きられる猫も多いと聞いて、油断していたんでしょうね。14歳8ヶ月(推定)くらいの昨日、夜中に「あおーあおー」って要求鳴きは、いつものことかと思ったんですが、今思えば、いつもより強くて、いつもと違っていた。
そのまま嘔吐したりして、苦しんで朝方に息を引き取ってしまいました。自分は、まだ生きてると思い、救急の動物病院を検索したりしましたが、もう息をしていないことに気づいて、呆然するばかり。

るりを保護して譲ってくれた人はその後、動物病院の奥さんになっていましたので、彼女にLINEして、ご主人に症状を話しましたが、よくわからないとのこと。過去の事例で、健康診断で元気だった若い猫が突然に血を吐いてそのまま亡くなったケースもあるとのこと。

僕は最初、解剖して原因を知りたいと思っていましたが、最初の動物病院には電話して断られ、それでも丁寧なご対応でした。二つに電話した動物病院は「ナイナイナイ!」とぶっきらぼうに断られてショックを受けて(今後、もし動物病院に行くことがあっても、絶対にここには行かないと知れたということで、怒りを飲み込んでます)、もう、身体を開くよりも、このまま安らかに弔ったほうがいいのではないか、と決断しました。

東京都の目黒や品川、世田谷で活動している「D&Cドッグアンドキャット」さんに連絡して、移動火葬車だということも最初知らなくて、今はそうなんですね。もっと日頃から、そういうのを調べて覚悟をしておくべきだったかもしれません。

僕は40をすぎてからずっと、人と会う時は「これが最後になるかも」という一期一会で接してきて、朝に目が覚めると「今日も無事に起きられた」と、常に死を意識するようになりました。
死の覚悟はできていると思っていたんですが、ぜんぜん甘かったです。

火葬を申し込んでから、5時間くらいで来てくださるとのことで、ずっと撫でながら、泣き続けました。るりに、感謝の手紙を書きながら、撫でて、泣いての繰り返し。
世の中、みんなこんなに辛い経験をして生きて行けているのが信じられない。お恥ずかしいことに、50を過ぎるまで、家族や最愛の人と死別するという経験をしたことがありませんでした。初めての苦しみは想像以上でした。
ドラマとかでよくあるシーンで見慣れた光景ですが、我が身に置き換え、感情移入して漫画を読みながら涙することもありましたが、そうした想像よりも、100万倍以上。

「心が張り裂けそう」というベタな慣用句が、「ああ、こういうことを言うんだ」と腑に落ちた瞬間でもあります。今まで葬式に出たことがある人は、知人友人という距離感だったので、ずっと一緒に過ごしてきた同居人(猫)との死別は初めて。
子供の頃からペットの死を経験した人は、もっと上手に立ち直れるのだろうか。若いうちに耐性をつけておく麻疹みたいなものなのか、よくわからない。

「D&Cドッグアンドキャット」の方には丁寧に弔って頂いて、とても感謝しています。昨日までピンピン動いていた(と僕には思えていた)るりが、骨だけになった時、諦めというか、るりが亡くなった事実をようやく受け入れられたように思います。
ひとつひとつ遺骨の説明もしてもらって、焼け方でわかったのは
・歯は健康で、12歳くらいであること。歯ブラシさせてくれなくて、すぐに逃げちゃうので、「飲む歯磨き」というのを飲み水に入れていたのがよかったのかな。
・腎臓が悪かったらしく、下に敷いていた紙にお焦げがある=腎臓に脂分が含まれているから?とかなんとか。

焼け方でそこまでわかるのか!と驚いたとともに、もっと早く病院で定期検診させていればよかったという後悔の念が湧いてきました。長い治療で辛い病院通いをずっと強いることと、なるべく平穏に過ごさせるけども寿命は短い。どっちがいいのかわかりません。でも症状がわかっていれば、選択肢はあったのかなと。

ペットロスで、後悔の念について「その時の自分が、ベストを尽くしていたことに納得する」という考え方があるそうです。そこまで悟るには、もう少し時間がかかりそう。

さて、遺骨を手にして部屋に戻ると、るりの家、段ボールのガリガリ、自動餌やり器が、その主もいないまま、まだポツンと置いてある光景で、また泣きました。

この苦しみをどうにかしたくて、半日間ずっとペットロスの動画や本を読んで勉強して、アウトプットするのがいいということで、このForever-familyにたどり着きました。皆さんの記事も読ませていただきながら、「みんな、小さな家族を喪っているのだな」という、自分だけじゃない感じは、確かに気持ちが少し楽になりました。
他の記事で、悲しみを綴ってくれている皆さんに感謝いたします。

今でも、最後に苦しそうだったるりの顔が思い浮かんできちゃいます。でもそのうちに「楽しかった思い出のほうが強くなる」と、前述のるりを紹介してくれた人に慰められて、ここの皆さんもそうなんですかね? そうなるといいなぁ。

一日たった今日、パソコンに保存した昔のるりの画像や動画を見ては涙がこぼれるばかり。もうティッシュ1年分くらい使ったんじゃないかな。

この記事も、ペットロスで辛い思いをしている方に、自分だけじゃないです、と伝えたくて書きました。長文お読みくださりありがとうございます。

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